「同志少女よ、敵を撃て」聴かざるをえない。どんなに残酷でも物語は進んでいく【Audibleおすすめ】

もにか

はぁ~「同志少女よ、敵を撃て」すごい本だった…
2025年読んだ本の中で今のところ圧倒的1位がこれ。
作者の逢坂冬馬さん、デビュー作…??!!意味わからん。

うさぎ

本屋大賞2024年でも大賞だったね!この本の表紙、書店でもめちゃくちゃよく見るから気になってるんだけどかなり長いよね?
しかも戦争系だし、ソ連ってなるとさらに難しそう…歴史に詳しくなくても楽しめる?

もにか

長いし、ところどころ目をそむけたくなるようなシーンが多いけど、読んで良かったよ。(残酷度でいうと「進撃の巨人」が読めれば大丈夫なくらいです)

タイトル同志少女よ、敵を撃て
作者逢坂 冬馬
ナレーター青木 瑠璃子
再生時間15 時間 34 分

独ソ戦が激化する1942年、モスクワ近郊の農村に暮らす少女セラフィマの日常は、突如として奪われた。急襲したドイツ軍によって、母親のエカチェリーナほか村人たちが惨殺されたのだ。自らも射殺される寸前、セラフィマは赤軍の女性兵士イリーナに救われる。「戦いたいか、死にたいか」――そう問われた彼女は、イリーナが教官を務める訓練学校で一流の狙撃兵になることを決意する。母を撃ったドイツ人狙撃手と、母の遺体を焼き払ったイリーナに復讐するために。同じ境遇で家族を喪い、戦うことを選んだ女性狙撃兵たちとともに訓練を重ねたセラフィマは、やがて独ソ戦の決定的な転換点となるスターリングラードの前線へと向かう。おびただしい死の果てに、彼女が目にした“真の敵”とは?

\ 今だけ30日間無料 !無料期間中に解約OK/

目次

「同志少女よ、敵を撃て」はオーディブルで聴くべき!

——聴くことでしか味わえない、あの“衝撃と没入感”

① 聴かざるをえない。どんなに残酷でも物語は進んでいく

いきなりシリアスな話から入るけど、この作品は第二次世界大戦下のロシアが舞台。
主人公は女性狙撃手のセラフィマ。
最初は平穏な村の娘だった彼女が、戦場で頭角を現していく──という物語。

だけどそれってつまり、「殺人の技術を磨く」ということでもある。
この“かっこよさ”の裏側にある現実が、容赦なく描かれている。

特に序盤。セラフィマの村がドイツ軍に襲撃され、
女性たちが陵辱されたうえで殺されるシーンは、正直、胸が悪くなるほどつらい。
でもそこが、セラフィマが「女性を守りたい」と強く願うようになる、人生の分岐点なんですよね。

本で読んでたら、あまりにきつくて途中で閉じてたかもしれない。
でもオーディブルなら、朗読がどんどん進んでいく
辛くても、止まらずに聴いてしまう。
気づけば、物語に完全に引き込まれていました。


② ナレーター青木瑠璃子さんの演じ分けが神すぎる

主人公セラフィマが所属するのは、女性だけの特殊狙撃部隊
主要キャラはほとんど女性、しかも同年代。
それなのに、「今しゃべってるの誰?」って一瞬もならない。
青木瑠璃子さんの演じ分けが本当にすごい。

セラフィマの凛とした声、仲間の少女たちの芯の強さ、そして弱さ。
一人ひとりの呼吸まで違って聴こえる。

あと個人的に一番好きなのが、地の文の朗読
戦場の情景を淡々と語るときの迫力と、
セラフィマの心の奥に寄り添うようなトーンの切り替え。
聴いてるだけで心が揺さぶられるんですよ。


③ 図書館は3か月待ち。でもオーディブルなら今すぐ聴ける!

この作品、2024年に文庫化されてから人気が再燃。
2025年上半期の文庫売上ランキングでも第7位に入ってます。
書店でもずっと平積みされてるから、見たことある人も多いはず。

ちなみに私、最初は図書館で借りようとしたんですが……
なんと46人待ちでした(笑)。
3か月は待つ計算。それはもう熱が冷めるやつ。

でもオーディブルなら、今日、今すぐ聴ける
しかも30日間無料でお試しできるので、実質タダ。
夜中でも、布団の中でも、「今聴きたい」が叶うのが最高なんです。

しかも「同志少女よ、敵を撃て」だけじゃなくて、
話題作・賞受賞作はかなりの確率でオーディブル化されてる。
「気になってたあの本、ちょっとだけ聴いてみたいな〜」というときに、本当に便利です。

※ちなみに、読み放題系だと「Kindle Unlimited」も愛用してるけど、
人気作は対象外なことが多いんですよね。
その点、オーディブルは「今話題の本」がすぐ聴けるのが強い。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次